Scientific Reports誌にて論文(Embodiment of supernumerary robotic limbs in virtual reality)が出版されました。

2022年6月27日(英国夏時間)にScientific Reports誌にて論文が掲載されました。

東京大学大学院工学系研究科の荒井謙大学院生、先端科学技術研究センターの齊藤寛人特任助教、稲見昌彦教授らは、慶應義塾大学の福岡正彬研究員、杉本麻樹教授および豊橋技術科学大学の上田祥代助教、北﨑充晃教授と共同で、VR空間において、足先の動きと連動する余剰肢ロボットアームを開発し、身体化する実験に成功しました。本研究は、余剰肢ロボットアームを装着した際のシステム周囲に対する知覚や、自分の腕が増えたという感覚を捉えることに成功し、余剰肢ロボットシステムに対する身体化を説明する世界で初めての試みとなります。

Ken Arai, Hiroto Saito, Masaaki Fukuoka, Sachiyo Ueda, Maki Sugimoto, Michiteru Kitazaki, and Masahiko Inami. 2022. Embodiment of Supernumerary Robotic Limbs in Virtual RealityScientific Reports 12, 9769: 1–12.

プレスリリース

日本語:https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20220627.html
英語:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/en/press/z0508_00232.html